自然を感じたい

仙石原高原
早川の上流にある火口原で、湿原植物が多く天然記念物に指定されています。ゴルフ場もあります。

仙石原のすすき草原
関東一の規模を誇ると言われる仙石原のススキ草原。銀色に輝くススキの群落は秋の箱根を代表する風景のひとつとなっています。毎年 3 月の穏やかな日を選んで行われる、草原一帯の野焼きは、箱根に春の訪れを告げる風物詩です。神奈川県の景勝 50 選にも選出されています。

大涌谷
かつて“地獄谷”と呼ばれていた、約3000年前の火山活動を今に伝える箱根火山の噴煙地。当館の温泉の湯はここから配管しておりますので、上質の温泉が味わえます。
-大涌谷名物『黒たまご』-
地熱と火山ガスの化学反応を利用した「黒たまご」は、生卵を温泉池でゆでると、殻に鉄分(温泉池の成分)が付着します。これに硫化水素が反応して硫化鉄(黒色)となり、黒い殻のゆで玉子ができあがります。大涌谷の玉子茶屋や大涌谷くろたまご館・ゆ〜らんど・極楽茶屋の売店のみで販売しています。

箱根湿生花園
湿原をはじめ、川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心にした植物園です。園内には、低地から高山まで日本の各地に点在している湿地帯の植物のほか、草原や林、高山植物が集められ、珍しい外国の山草も含め、様々な植物が四季折々に花を咲かせています。

金時山
仙石原の北に位置する箱根外輪山の最高峰で、山頂や乙女峠からの富士山の眺望は有名です。ここで生まれ育ったと伝えられている平安時代の武将「坂田金時」をモデルにしたのがおとぎ話の「金太郎」です。金太郎ゆかりの「宿石」や「蹴落とし石」、また怪我した目を洗って治したという姥子温泉など、いわれのある場所が仙石原近辺には残っています。